著者:KAKERU
ジャンル:戦隊ヒロインビルドゥングスロマン
特色:変身 美少女 悪の組織 優しい 常識 野望 機能的組織 エロ 微グロ
書籍
電子書籍
簡単に言うと、プ○キュアのちょっとエロいバージョンで、その敵となる側をメインにした物語です。
チャンピオンREDいちご掲載作品なので、胸や下着は丸見えですので、ご注意を。
ヤクタターズ王子達の国、セントガーデンの支配をもくろむダークドリーム。
そのダークドリームと戦う、中学2年生の女の子達で構成される、愛と希望の戦士パリキュア。
このパリキュアと戦う悪の組織、ダークドリームの物語です。
担当編集により、社会人型怪人ではキャラが弱いとのことで女子高生型怪人になったココセ。
当初はあまりに大人なダークドリームの先輩方の態度に、即退職して普通のところに就職するのですが。
その普通の会社に出社当日、社長が疾走して無職となってしまいます。
結局、悪の組織ダークドリームの先輩方の甘ったるいほどの優しさのおかげで、再就職となるのでした。
悪の組織のボスが目指すダークドリームの方針と展望も、悪と思えないすばらしいものがあります。
また、悪の組織なのに、会議は、機能的でガチな議論をしたりします。
会社で話しが進まないなぁと思っていることがある方は、この漫画の中で議論と討論の違い、議論が進まない原因などが書かれていますので、参考までに読んでみると面白いかと思います。
社会の組織として立派な悪の組織と、正体ばれてる中学生のパリキュアが組織相手に生き残れる理由など、いろいろ突っ込みたいところに手が届く作品です。
原案:KAKERU
漫画:サイトウミチ
ジャンル:ファンタジー
特色:魔王 制服 権力 財力 知力 実力 才能 怠惰 統率 魔物 アンデット 微エロ 微グロ 微暴力 凌辱
書籍
電機書籍
権力、財力、知力、実力、才能を持ち、人材の的確に見抜き、正しく人任せにする怠惰な狂王、魔王ヴェルモート13世。
何もかも満たされているのにまるで満たされない日々に気がつきます。
それは、先代魔王から与えられたものにすぎないからだと。
そこで魔王は自分で作った出来の悪い剣と最強の魔法を使って、地上を征服することを決意します。
なぜか魔王をグーで殴っても許されるサラをお供に、地上を征服していくという物語です。
単純に征服していくだけではなく、征服する都市をどうするかなどの政治的な部分もあり、なかなか奥深いです。
ただの征服ではなく、知力を持った魔王の恐ろしさが描かれています。
原案はファンタジーでよくある、勇者や魔王の倒したり倒された後の物語を描くKAKERU氏です。
理屈っぽいところはKAKERU氏の十八番なところですが、それをサイトウ氏が漫画で表現するという形でできています。
中ボスになる人間の兵士達を魔王が倒していく様を、RPGっぽくイメージして読んでもらえると面白い作品です。
多少、性的な描写や残酷な描写、グロい描写がありますので、そういうのが苦手な方は避けてください。
著者:KAKERU
ジャンル:ファンタジー
特色:ファンタジー 魔王討伐後 勇者叛逆 魔法 運送 復讐 陰謀 微グロ 微残虐 微エロ
書籍
電子書籍
3年前、勇者一行が魔王ディアボロを倒し、世界に平和が訪れた世界。
勇者レイとその仲間は魔王討伐後の城の祝宴会で毒殺されます。
その仲間の一人、マクロドライバー(超高速移動魔法使い)ルイ・モーデリアの息子、ルーシュ・モーデリアは、父の後を追い、マクロドライバーの道を目指します。
ところが、なぜか100mほどしか飛べず、落ちこぼれ状態。
姉のルサルカ・モーデリアは速度が遅い代わりに3トン(父ルイは1トン)の荷物を運べるマクロドライバー。
幼馴染みのマギア・ドトーレはマルチウィザード(万能型魔法使い)
ルーシュは2人に見守られながら日々努力していました。
ある日、ゴブリンの駆逐作業をルーシュとマギアがしていたところ、フルアーマードラゴンに襲われている人を見つけ、助け出します。
しかし、助けたのは魔王護衛軍の最強戦士の一人、レィシャ・ソルディドと、小動物となったかつての魔王、ディアボロだったのです。
元魔王ディアボロは、命の恩人を謀るべきではないと正体を明かします。
数日匿うのを条件に、ルーシュはディアボロ問います。
勇者レイ達と父を殺したのはお前かと。
ディアボロは即自分の意志ではないと否定します。
誰かは答える事はできるが、知らないほうがいいとの言葉に、ルーシュは嘘をついているようには見えず、ひとまず大人しくけがを治して出て行ってもらう事にします。
レィシャとディアボロが去る日、ルーシュとマギアの目の前でいきなり街が数秒で滅ぼされます。
その首謀者は、勇者レイでした。
魔族を従え、レィシャの2人の姉を洗脳し、街を滅ぼした勇者レイは、ルーシュ以外は不要と迫ってきます。
その時、ルーシュの能力は自分を飛ばすのは危険すぎるもので、ものを飛ばす事で攻撃できる事に気がつきます。
こうして勇者レイを瀕死に追いやりますが、レィシャの姉の魔法によって甦り、ルーシュの姉ルサルカを連れて去っていきます。
街の殲滅と一緒に殺されたマギアの家族、姉を連れ去られたルーシュ、洗脳された姉達を助けたいレィシャ。
魔王ディアボロを含め、4人の旅がそこから始まります。
勇者レイは「天空の扉」に行くためにルサルカを連れ去ったわけですが、このルーシュの姉もかなりの曲者です。
2巻以降にその本領が発揮されますが、このあたりはKAKERU氏らしいキャラクター味が出ています。
なお、切断面が描かれているなど、多少グロいところがあります。
また、ゴブリンの扱いが害虫扱いのため、残虐な描写もあります。
そのあたりはご注意ください。
あとがきでKAKERU氏は、モチーフはドラ○エと言っています。
子供の時にドラ○エ5をやっていて、何か一つだけ魔法が使えるならルーラかベホマかザオリクだよなと思っていたそうです。
それをこの天空の扉に当てて書いているそうです。
確かにそんな感じだなぁと思って読み返すと、なかなか面白いです。
様々な駆け引きも盛り込まれた物語ですので、少し癖のあるファンタジーを読んでみたい方にお勧めです。
著者:KAKERU
ジャンル:現代ファンタジー
特色:魔法少女 マッチョ 悪魔 天使 政治 策略 混沌 微エロ 微グロ
書籍
電子書籍
現代の裏で執り行われる、魔王軍と天界、そして中立のプリティ☆ベルが、世界規模の危機に立ち向かう話しです。
魔法少女プリティ☆ベルの適合者に反応するアイテムリィン・ロッド。
それを守る規格外の索敵能力をもつ2人の天使、ミルクとココアが悪魔に追われているところから始まります。
逃走中、リィン・ロッドが反応し、その適合者の元に2人は辿り着くのですが、なぜかその反応はボディビル選手の高田厚志(たかだあつし)でした。
魔法少女プリティ☆ベルは、本来美咲エリ(みさきえり)が適合者なのに、なぜか厚志にも反応してしまったと説明をします。
厚志はその話を聞いて、そのような小学生に戦わせるわけにはいかないので私が戦うとノリノリに。
ミルクとココアとしてはさすがにマッチョにロッドを渡すわけにはと逃げ出すのですが、そこで魔王軍に囲まれます。
その危機を救ったのは…
魔法少女プリティ☆ベルと4大魔王軍、天界と謎の混沌との戦いを織り成す現代ファンタジーです。
魔法少女とは名ばかりな1巻のため、できれば本当に魔法少女がでる2巻までは我慢して読んでもらえれば面白さが分かる作品です。
ただ戦うだけの漫画ではなく、魔界と天界、プリティ☆ベルの三竦み構造も面白いです。
魔王軍の政治的な話しはシンプルなのに分かりやすく、駆け引きのチキンレースが冷や汗もので、なかなかハマります。
作者のKAKERU氏を知ったのはこの作品です。
確か表紙買いだったと思います。
マッチョは好きではないのですが、厚志はなかなかいい味を出してるマッチョだと思います。
個人的には北軍のマッチョ好きな邪眼の病魔モカと、モカがお嬢と呼ぶ北軍斥候部隊のリーダー、ダッチ・アイスがお気に入りです。
もともとミルクとココアを追っていた部隊ですが、ちょくちょく厚志の家に遊びに来て和気藹々とするところが和みます。
魔王軍の魔王たちとのやり取りや、学校で政治的な思考に目覚めたエリちゃんが先生達を翻弄するところなど、なかなか目新しいところがあり、ハマりました。
少しずつ敵対する組織も明確になってきますが、泥沼化しつつも分かりやすいあたり、お勧めの作品です。
完結作品
漫画:KAKERU
ジャンル:現代護身術
特色:学生 武術 武道 護身 微エロ 微暴力
書籍
トラブル体質の高校生中村睦月が、ごろつきに絡まれているところを中学生の大江山夏に助けられるところから始まります。
睦月が護身術を通して、トラブル体質を解決していく流れで物語は進みます。
ごろつきに復讐されそうになったり、痴漢に襲われたり、変質者に襲われたりとトラブルが起こりますが、大江流護身術を学んでいくうちに、回避できるようになっていきます。
通常の格闘漫画とは違い、「護身」について描かれている事が特徴です。
勿論、睦月の回りに起きる危険な事は、1人に起きることとしては多すぎますが、日常にあるトラブルにどう対処するかを考えさせられる所があります。
通り魔に襲われたらどうするか、痴漢にあったらどうするか、密室に連れ込まれたらどうするか。
どんなに強い格闘家でも、後ろから不意にナイフで刺されれば死ぬ事もあります。
「襲われる」とはどういう事か。
確かに、と考えさせられるところがある漫画です。
作者は「魔法少女プリティ☆ベル」「天空の扉」などを手掛けているKAKERU氏です。
大江山流護身術道場は残念ながら打○切りになってしまった作品ですが、これらの漫画の中にも大江山流護身術道場の内容・思想が盛り込まれているように思います。
漫画の中に魔法少女プリティ☆ベルに出てくる魔王が出ていたりしますので、探してみてください。
魔法少女プリティ☆ベルにも睦月がでています。
合わせて読んでもらえるとより楽しめるかと思います。
(ただ、入手が困難かもしれません)
管理人の黒羽が主にコミック単行本の感想を書いていくブログです。