四月は君の嘘(アニメ)

書籍

四月は君の嘘(1)

四月は君の嘘(1)
著者:新川直司
価格:483円(税込、送料込)
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電子書籍

四月は君の嘘

四月は君の嘘
著者:新川直司
価格:432円
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最初はちょっとしたきっかけでした。
アニメのメーキングの話しをたまたまみてまして、演奏部分は通常の3倍以上の精密さで作られていると耳にしました。
アニメに凝り過ぎてストーリーは大丈夫なのかな…という興味本位でみたのですが…
 
正直涙腺ゆるみっぱなしです。
母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年ピアニストの有馬公生(ありまこうせい)と、型破りのバイオリニスト、宮園かをり(みやぞのかをり)の青春音楽ストーリーです。
子供のころのトラウマと、学生が抱く夢と挫折と挑戦が込められた内容は、切なく応援したくなります。
 
ピアノを弾かなく、というより弾けなくなった公生の心の葛藤。
型破りのため伴奏者を探して公生にお願いするかをり。
体罰が見え隠れする物語の中で、自分の命の終わりを前に、息子を思う公生の母親の思い。
公生とその母親をみてきた幼馴染、澤部椿 (さわべつばき)の抱える心情。
 
海外では公生の叩かれた傷をみて辛いという感想がありました。
その辛さを重ねてまずは公生とかをりの演奏まで見ていただきたいです。
可能でしたら、公生のピアノコンクールに出る場面までみてほしいです。
そのあとのエキシビションまでみて、公生の母親の思いも知ってください。
その後に出てくる幼馴染の椿の心情も見つめてあげてください。
 
我慢と願いを重ねた思いの先にある、止めることのできない涙が心に響きます。
 
恥ずかしながら10話は10回は見てしまいました。
青春にきらめく少年少女の思いを味わっていただければ幸いです。