2020年にXYZプリンティング 3Dプリンター ダヴィンチ nano ホワイト を購入したのですが、当時は小物を作って満足して終わってました。
PCの切り替え機や小型機器の集約をするケースが必要になったので、せっかくなら3Dプリンターでと思ったのですが…
仕事に出かけている間に実行していたのですがプリンターへフィラメントを送るチューブが外れて、8時間分のフィラメントが飛び出していました…
巻き戻したのはいいのですが、フィラメントの情報はチップで管理されているので、巻き戻しても使い切ることができません。
そこで、いろいろと調べていると、「Da Vinci Jr. NFC Unlocker Pro」というアプリ(有料)があるようです。
ただ、問題なのは、「4.4のAndroidとNFC対応のAndroid携帯電話/タブレット」とはなっているのですが、NFC対応の「AQUOS sense3 lite」 と「OPPO Reno3 A」ではインストールができないといわれます(ともにAndroid11)
唯一、Nexus7だけインストール可能と出ましたが、いろいろといけないことをしたせいでNFCが反応しません…
仕方ないので、Nexus7にインストール後、apkを抽出して別のスマホに入れてみることにしました。
※ 以下、試される方は自己責任にてお願いいたします。
当方、一切責任を負いかねます。
まずは「Da Vinci Jr. NFC Unlocker Pro」を購入します。
110円なのですが、100円クーポンがもらえたので、10円で買えました。
次にAPKを抽出します。
私は「Apk Extractor」を使いました。
「AQUOS sense3 lite」 と「OPPO Reno3 A」どちらにもインストールできました。
なお、同じGoogleアカウントで使用しているAndroidスマホですと、有料ソフトを再購入せずに使用できます。
「Da Vinci Jr. NFC Unlocker Pro」のレビューを見ると、
新品のntag213に書き込むとのこと。
Amazonで探してみると、12枚800円でありました(2023/8/16現在)
NTAG215などもあるようですが、使えるかわかりませんので、NTAG213を購入しました。
そもそもNTAGはどこだろ思ってフィラメントの回転部を分解してみます。
はめ込む手前のほうにNTAGシールが貼ってあるようです。
試しに読んでみました。
サポートされていないと表示されます。
製品のNTAGは変更できないようです。
購入したNTAG213に当ててみました。
空のタグですと言われます。
300mを選んでみたところ、サポートされていないようでしたので、200mにして、フィラメントの仕様に合わせてTypeとColorを選択します。
NTAG読み込み位置にTAGのシールシートごと両面テープで貼りました(撮影のため折りたたんでいます)
フィラメントのほうは100均のキャスターをさかさまに張り付けた上に乗せました。
ひとまず17時間かかる印刷をやってみましたが、無事に完走しました。
1,000円ほどかかりましたが、Arduino UNOなどを使っている方もいましたので、Androidスマホを駆使できたおかげで簡単に済ませられたほうではないかと思います。
何かの参考になれば幸いです。